漢方薬の歴史について

漢方薬は中国で数千年も前から進化した医学ですが、日本には朝鮮半島を通って5世紀ごろに伝わったと言われています。8世紀には様々な漢方薬が使われたこともわかっていて、さらに10世紀になると日本で一番古い医学書も書かれたとされています。現代の漢方薬が大きな発展を遂げたのは16世紀以降で、器用で勤勉な日本人は中国、朝鮮と渡ってきた漢方薬を次第に日本オリジナルの漢方薬を生み出すなど、日本人に合った薬へと改良していきました。ただ、明治になると文明開化が起こり、文化や思想など多くの西洋のものが入ってきて、医学も当然のように入ってきました。西洋医学はその効果によって日本中に広まることになり、その後も日本の医学の中心として現在も用いられています。しかし、1950年代には漢方薬を中心とする学会が作られて漢方薬の効果が再び見直されることとなり、さらに1970年代には保険の適用薬にもなりました。今では西洋薬と漢方薬を組み合わせて処方する病院や、漢方薬をすすんで処方する病院もあります。

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